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「ぐふっ。鈴代くんは本当にいい子だねえ」 (あのオッサン……なんてことしやがるんだ……!) さかのぼる事、数分前。 俺の妹であり、生徒の"沙織"の頭を撫でる中年教師。 「あ、あはは……先生、恥ずかしいです……」 そのほほ笑みを見ていると、ドクドクと心臓が高なっていく。 いつの間にか握りしめていた両手には汗が滲み、喉はカラカラ。 無意識に足を止めて、その可愛らしい笑顔に見入ってしまう。 そう、俺は実の妹である沙織に――――恐怖していた。 沙織と、目が、あった。 「鈴代先生、お待たせしました」 さも最初から俺に呼び出されていたかのように、沙織がこちらに近づいてくる。 「鈴代先生。お時間もありませんし、早めに済ませてしまいましょう?」 「あ、ああ……そ、そうだな……」 俺が頷いたのを確認すると、沙織はそれ以上一瞥することもなく歩き出す。 「……ふふ。鈴代先生ったら。早くしてください」 ゆっくりと振り返った沙織が、朗らかな微笑みを向けてくる。 その笑みに、ゾクッ――とした寒気を覚えた。 (……これ以上、機嫌を損ねない方がいいか……) 観念して、俺は沙織の後についていくのだった。 「お兄ちゃん――正座」 ガチリ――と教室の引き戸に鍵をかけながら、ひと言。 ああクソ……また、沙織の"悪癖"が始まるよ……。 「ほら、見ていてあげるから早く脱いで」 クスクスと笑いながら、こちらを見つめてくる沙織。 その愉快そうな視線を受けながら、俺はズボンを脱ぐしかなかった。
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